ライトブラウン(京都府、Sさま)
オイル仕上げ(ライトブラウン)の桐たんす

お家をリフォームされるのを機に、小袖たんす二棹と飾り棚を再生に出されました。再生後はリビングに置かれるという事で、お部屋の雰囲気に合わせ、「ライトブラウン」をお選びになりました。あたたかな質感と柔らかな光沢をもつオイル仕上げに合わせ、金物も艶消しになるように磨いています。見た目は古くなっていましたが、本体や金物のデザインなど、どれも古さを感じさせないものばかりでしたので、リフォームされたお部屋にしっくり馴染んでいました。飾り棚も置く場所によって表情が変わり、様々な使い方を楽しむことができる桐たんすです。

作業の内容と作業が完了した桐たんす

ブラウン(東京都、Aさま)
オイル仕上げ(ブラウン)の桐たんす

この桐たんすは50年程前のお母さまの洋服たんすで、洋服をハンガー等にかけたまま収納できる桐たんすです。他にも対で、昇りたんす、下三中洋、大開のたんすがあり、中に入っていた洋服や着物も傷むことなく収納されていて、桐たんすは凄いなあと思われたそうです。パイプと固定金物を新しくし、使いやすいように以前よりも少しパイプの位置を下げて取り付けました。扉の裏を見ると、元々は関西地方で好まれた赤いとのこ仕上げだったと見受けられますが、表面は経年変化により黒っぽくなった状態でした。お選びになった「ブラウン」は明るい印象で、これまでとは違った趣の洋服たんすになりました。いつかは、娘さまにも譲ってあげたいとお話されていましたので、これからまた長きにわたり、ご家族の成長をそばで見守りながら、思い出が刻まれてゆくことと思います。

作業の内容と作業が完了した桐たんす

ダークブラウン(東京都、Oさま)
オイル仕上げ(ダークブラウン)の桐たんす

大開の桐たんすと一緒に二回目の再生のご依頼です。前回と同じく、この桐たんすも奈良のお祖母さまが使われていたものです。棚板はシャクリ面が取られ、他の桐たんすと同じ造りをしています。割れや傷など傷みはありましたが、形や金物のデザインもかわいらしく、小ぶりですが、存在感のある桐たんすでした。損傷がはげしい背板は、一度外して、きれいな所は使えるように切り揃え、足りない分はお祖母さまの布団たんすの背板を再利用しました。アンティークな風合いの桐たんすから、再生しモダンで上品な桐たんすになったと思います。 今後は収納するだけでなく、お気に入りのものを飾ったりするインテリアとしても考えておられましたので、これからのご家族との暮らしの中で、さらに素敵な桐たんすになりそうです。

作業の内容と作業が完了した桐たんす